教育
今考えると、国語の授業で、
貴方はどう思いましたか?って
聞かれたこと、殆どない。
ーその時主人公は何を思いましたか?
ーこの筆者は何を伝えたかったと思いますか?
って。
他者の気持ちに理解をする授業でした。
だから私は、現代文は先生との相性だと思ってました。
テストを作った先生の、考えに、
沿う答えに正解が付けられるのだと。
でもこんな"国語"をするのは日本くらい、らしい。
様々な国で国語を受けたことがないので、分からないですが。
だから、
私は自分の気持ちを聞かれるのが苦手です。
今まで、付き合ってきた人とか、家族にも、
それで貴方はどうしたいの?と、
聞かれると困ってしまうのです。
その謎が分かった気がしました。
相手がどうしたいのかによって、解答を選んできたのです。
相手の悲しむ顔を見ないように、
相手の喜ぶ顔を見られるように。
日本人が英語が苦手な理由の一つかもしれないね。
英語はいつも、
自分がどうしたいのか、何したいのか、何を思ったのか、どう自分の意見を通すのか、を問うてきます。
その答え方は、日本語ですら、日本人はあまりしないのかも。
でも、本当はとても明確だから、慣れれば簡単なのかな。
おわり