full smile

ぽつりぽつりと。

うめ

今日、梅酒をつけました。

 

青梅のヘタを取って、綺麗に並べて。

かわいらしいフォルムと優しい香りに包まれて。

 

うまくいったら、次は、ブランデーにしてみよう。

 

蚊取り線香とか、虫よけスプレーとか、青梅とか。

日本の夏には、すきな香りがたくさん。

 

夏の激しさに負けないように、今年はゆっくりと生きてみよう。

 

この世界に、大切なひとが増えると、

どうしたって時々失う怖さに怯えてしまう。

 

そんなこと言ったらきみは馬鹿にしたように笑うのです。

でも本当はそこに、たっぷりの愛情と大きな優しさ

が含まれていることを知っているんだ。

 

どうか私の大切な人たちが今日も世界のどこかで

しっかりと、ちゃっかりと笑っていますように。

 

でもそんなの自分勝手な気がするから。

その連鎖で世界中の人みんながなにか悩みながら、そして笑いながら生きていますように。

 

さぁそろそろ

出発の時間です。

 

いま

澄んだ空気に漂う煙。
奏でられていく音。

 

なにかが此処を際立たせているような
暗闇の中に灯ったあかり。

 

まるで魔法の中のような。
映画の中のような。

 

ほんとうはちょっとずつ弱いひとが
自分らしく生きるために
生きている。

 

吸引力。
そんなものを感じるところ。

 

探しもの

ここの空は呆れるほど広くて、美しい。

 

最近思い出すのは、東京の空よりもシドニーの空だったりする。

 

小さいころから、どこかに行きたいと思っていたのは、

どこか住みたいところを探していたのかなぁ。

 

ひとりぼっちじゃないから思うのだろうけれど、

東京は、なんだか違うのかもしれない。

 

家族や、友達や、わんこや、にゃんこや、桜なんか、恋しいけれど。

 

幾ら時が経っても消えないことがある。

そんな風にまた思っているから、消えないのも知っているの。

 

どうしようもなく走り続けたって、

きっと何かが少しずれているのだから。

うまく回るわけがない。

 

取りみだすわけでもなく、ただ穏やかに。

 

あのね、

ほんとうはね、って。

 

 

まっかなぼく。

きみのお古の真っ赤なタンクトップに

タイで買った真っ赤なゆるいパンツ。

ついでに真っ赤な下着を身につけて。

 

紅い口紅だけつけて、外に出た。

 

今日は全部赤なんだって、

こっそり1人でにやついてみる。

そんな午後。

 

それから夕方には、

1番赤い林檎をかじって。

 

夜にはきみの赤い絵の具が手についた。

 

この歳になって、ようやく

自分が、自分で良いということが

分かってきた。

 

誰かが楽しんでるところだって、

つまらないなら行かなくていい。

それを肯定していい。

 

そしてその逆もあるだろう。

 

自分が自分でいいと肯定できたなら、

誰かは誰かでいいと、

今よりももっと、肯定できるんじゃないかな。

 

個人の自由だ、なんて

肯定の仕方じゃなくて。

そこにおっきな愛を含んで。

 

まっかな愛を含んで。

 

ps

明日は時間があるなら、

何処の国からでも、日本時間の14:46に

お祈りしてほしい。

ただ思い出してほしい。

大きな愛が、みなさまに届きように。

 

 

しろくま

安定剤のような音楽をひたすら聴いて。
そのまま眠りにつくような。

 

きみの嫌いなきみのそういうところは、
ぼくにとって素敵な部分。

 

本当に。
ぼくからしたらキラキラしているよ。

 

きっと世界はそんな風になってる。

 

1日に何本も飛んでくる飛行機の音がだいすき。


だけど、世界中のどこかでは
この音に恐怖を感じる人もいるんだろうなぁって。

 

 

出てきそうで出てこない、
瓶の底の水滴のような。

 

取れそうで届かないラムネのビー玉のような。

 

でも出てくるかもって、
取れるかもって
そんな風にもがいてる日々。

 

 

あれ、なんかやりたいことやってないって
なんか違うぞって。

 

もうすぐ6年。
大学1年生だったのに、卒業して、

就職して、辞めて、今こんなところにいて。

1か月後、3か月後にはどこにいるか分からない生活してる。

 

日本はあれからどうなりましたか。

 

 

シュガーたっぷりに。

午後の長い1日は、

茶葉から淹れた紅茶に

シュガーをたっぷり入れて。

 

お気に入りのラミントンを食べながら、

ゆっくりと飲むのがブーム。

 

落ち着く瞬間。

 

動き続けてる、世界のスピードを

遅くすることはできないから。

 

ゆっくりとゆっくりと、

自分の世界のスピードを

ぼやけさせてみる。

 

そんな隙間に、

愛が育まれるんじゃないかとおもう。

 

働き尽くしのサラリーマンとか、

受験生、とか。

 

そんな時間をぼんやりとさせたい。

 

昨日はおつかれさま。

 

今日は、もう少し

お家でのんびりしてから

歩き出そう。

 

いってらっしゃい。

感情の蓋

怒りは感情の蓋。

 

心理学ではそう言います。

 

その下に隠れている感情を隠すために

現れるのだと。

 

怒りの持つパワーには、驚いてしまいますが、

驚いてないでその奥を見なければなりません。

 

それが家族でも友人でも、

お客さまでも。テロリストも?

 

そんなこと思ったら、

怒っていたお客さまのこと思い出した。

 

人生で何人のお客さまの顔や印象を覚えていられるのかなぁ。

早く働きたくなってきた。

 

怒られるのは苦手だけど、

その下にある想いは、

もっとも心の柔らかい部分にある

そんなものなんじゃないかなぁ。

 

そんなこと思う。

 

おんなじところぐるぐる歩いてるけど、

きっとこの道で合っている。

 

って今はそう思えてる。

おわり